【特殊造形×haco】個展レポート


9月25日から10月19日のあいだ、博多の「haco」というスペースにて初の個展を開催致しました。

「特殊造形×haco」展の様子「haco」は、福岡を中心とするゲイ・バイセクシャル男性向けにAIDS/HIV等の予防啓発を行っているLAF(Love Act Fukuoka)さんが運営されているコミュニティセンターです。
「haco」ではAIDS/HIV等の正しい情報の発信だけではなく、さまざまなイベントが行われており、今回はドラァグクィーンのミカゑさんとの作品制作からのご縁で開催させていただく運びとなりました。
 

AIDS IS NOT OVER (エイズはまだ終わっていない)個展タイトルを『特殊造形×haco』と題し、特殊造形作品や写真の展示を行いました。展示は過去の作品に加え、今回のために新たな作品も制作しました。
「AIDS IS NOT OVER」(エイズはまだ終わっていない)というメッセージを背中の毛で表現した特殊造形作品です。特殊造形というアート表現が「haco」というスペースに対してどのような形で関われるか(特殊造形×haco)を特に意識して制作しました。作品詳細はこちら

通常の作品展示では、破損等の防止の為、作品にはお手を触れないようお願いするのですが、今回は見た目だけでなく「触り心地の面白さ」まで含めて作品をお伝えしたかったので、一部作品は直接手に取っていただけるように展示しました。


これまで自分の作品を多くの方に、直接、まとめて見て頂ける機会は無かったので、今回の個展は本当に良い経験となりました。

来場された方々の反応がとても心配だったのですが、楽しんで下さった方も多くいらっしゃったようでほっとしました
。ありがとうございました。また、過去に数多く開催されたhacoでの展示会で初の「ノンケ(異性愛者)作家」だったと展示終了後にお聞きし、ノンケの作り手としても誇らしい気持ちになりました(笑)。
ご来場のお客様はもちろんのことながら、作品制作の段階から多くの面でご協力いただいたhacoスタッフの皆様には心より感謝を申し上げます。

特殊造形×haco